インド鉄道では今年の年末までに、長距離列車を利用する乗客向けに携帯電話のショートメッセージ(SMS)を利用して車内食を注文できるサービスの展開を試験的に始めると発表している。
9月27日付TNN通信が報じた。
「ブック・ア・ミール(Book a Meal)」と名付けられたこのサービスは、長距離列車の乗客が食事を注文すると、最短で次の駅に到着次第、温かい食事が届けられるという仕組みだ。
現在、インド鉄道では長距離列車に「パントリー車」と呼ばれるキッチン車両を連結しているが、新サービスの導入により「はるかに衛生的かつ新鮮な食事を提供できる」(同職員)として期待されている。
サービスが軌道に乗ればパントリー車の廃止も視野に入れる。
既に全域の主要駅で調理設備の設置手配が始まっているといい、3カ月以内のサービス開始を目指す。
「例えばムンバイから長距離列車に乗車した場合、(グジャラート州)スーラトあたりに差し掛かった頃に食事を取りたいと考える人が多いだろう。その場合、列車がスーラトに到着する1時間ほど前に車両番号と座席番号を指定の上で車内食の注文をしておけば、スーラトで出来たての温かい食事にありつける」職員は説明する。
サービス展開の準備が整い次第、注文先の電話番号が広く告知される予定だ。
メニューはベジタリアンのものとノンベジタリアンのものとを用意し、値段がSMS経由で入手できるようになっている。
同時にパントリー車のサービス向上も計画されており、インド鉄道では食事の質の全体的な改善に取り組んでいるようだ。