
Pink headed ducks
インドに生息する野鳥のうち、少なくとも14種が絶滅の恐れがあるとして、インド政府の環境森林省(Ministry of Environment and Forests)では密猟などを一層厳格に取り締まる意向を発表している。
3月26日付PTI通信が報じた。
同省ジャヤンティ・ナタラジャン(Jayanthi Natarajan)大臣によるインド下院(Lok Sabha)での質疑応答によると、国際自然保護連合(International Union for Conservation of Nature:IUCN)のレッドリスト(絶滅の恐れのある野生生物のリスト)に入っている野鳥には、ベンガルハゲワシ(White-rumped Vulture)、インドハゲワシ(Indian Vulture)などのハゲワシ類、カモの一種である「Pink-headed Duck」、サギの一種「White-belled Heron」、タゲリの一種「Sociable Lapwing」、グンカンドリの一種「Christmas Frigatebird」、スナバシリの一種「Jerdon's Courser」、ソデグロツル(Siberian Crane)、ショウノガンの一種「Bengal Florican」、ヒマラヤウズラ(Himalayan Quail)、フクロウの一種「Forest Owlet」、ヘラシギ(Spoon-billed Sandpiper)などが含まれている。
幸い、国鳥であるクジャクは絶滅危惧種に含まれていない。
同大臣はこれらの野鳥を保護するため、1972年の野生生物保護法(Wildlife Protection Act, 1972)に基づき、密猟や過度の農薬の使用など、野鳥の生態を脅かす行為全般を厳しく取り締まると同時に、野生生物犯罪規制局を立ち上げて対策を講じるとしている。