収入を増やすため、外洋での漁へと賭けに出たグジャラート州ジャムナガル(Jamnagar)のつましい漁師が、シンガポールやマレーシアなどで非常に高額で取引されることで知られるゴマニベ(学名Protonibea Diacanthus)を380尾も捕獲し、一躍「クローラパティ」、すなわち億万長者と呼ばれるようになり話題になっている。
4月28日付ナブバーラト紙が報じた。
今回見事「大漁旗」をひるがえしたのはハサン・ヴァゲル(Hasan Vagher)さんで、捕獲したゴマニベは総額800万ルピーほどの価値になるという。
ゴマニベはその心臓にも薬効があることから「シーゴールド」と呼ばれ、様々な薬剤に用いられているほか、ヒレも吸収性縫合糸として医療現場で用いられることから、キロあたり450~600ルピーで取引される。
ヴァゲルさんは中型船を一艘所有するだけのつましい漁師で、これまで生計を成り立たせるために一家総出で働かなければならなかった。
しかし今回の大漁は親戚一同に大きなボーナスをもたらしたことは疑いない。
今回ヴァゲルさんが漁場とした同州カッチ沖の漁シーズンは、モンスーンの影響により波の高くなる5月14日までとなっているが、今年は十分すぎるほどの収穫が得られたと喜んでいる。