豪州で相次ぐインド人学生襲撃事件などの事態を受け、海外インド人省(Ministry of Overseas Indian Affairs:MOIA)では、海外で暮らす全てのインド人について福利厚生を確保するためかつてなかったデータバンクを作成するという壮大なプロジェクトを立ち上げた。
6月28日付ナブバーラト紙が伝えた。
同省では国外で生活するインド人の福祉や安全について正確な統計を政府が把握していないという現状を問題視し、まずは留学のため渡航している学生を対象に、居住先住所、在籍する学校や大学名、アルバイト先などについて詳細を収集し、データバンクの作成を急ぐ。
「膨大な情報を収集するデータバンクの作成は非常に壮大なプロジェクトだが、特に海外では弱者となり得る学生たちの身の安全を保障するためには欠かせない」ワヤラル・ラヴィ(Vayalar Ravi)同省大臣。
2期続けて現職である同大臣は国務省や外交省とも調整し、データバンク作成のために必要な準備を進めている。