製作本数、観客動員数ともに、世界一とされるインド映画産業。
その製作本数だけでも米、日本、中国の映画産業を合わせた規模だという。
欧州視聴覚産業研究所(European Audiovisual Observatory)が発表し、7月28日付ナブバーラト紙が報じた調査レポート「Focus 2009-World Film Market Trends」によれば、ムンバイ、チェンナイ、ハイダラバードという「映画三都」では、2007年に1,132本が製作されたことが判明した。
これは2008年の米における製作本数520本、日本の418本、中国300本を合わせた数にほぼ匹敵する。
膨大な人口の誰もが楽しめるように、最も安くて50セント、平均2.2ドルと、映画のチケットが格安であることも、安定した観客動員数を確保している要因である。
しかしこれが裏目に出て、2007年の興行収入は18億ドルと、米の97億ドルと比較して格段に低い。