インドの政界にはびこる汚職に真っ向から対峙し、「汚職禁止法」として知られる「ロクパル法(Lokpal Bill)」の即時通過を、74歳の老体で断食を強行することで要求してきたアンナ・ハザレ(Anna Hazzare)さんの行動が、13日目となった28日、ついにマンモハン・シン政権を動かし、汚職の捜査や起訴を実施する第三者機関の設立など、ハザレさんの要求のうち重要な部分の一部が受け入れられた。
これを受けてハザレさんの断食抗議は一応の収束を見せ、ボリウッドのあちらこちらからも「バンザイ」の声が聞こえている。
8月28日付ナブバーラト紙が報じた。
うち筆頭はこの人、アミターブ・バッチャン(Amitabh Bachchan)氏だ。
「ひとりの力が大山を動かした。一騎討ちは終わったが、(汚職撲滅という)戦に最終的に我々は勝たねばならぬ」と語った。
映画製作者のカラン・ジョハール(Karan Johar)氏は「人という名のハリケーンが政府を襲い、かき回した!」とアンナ・ハザレさんの勝利を喝采している。
このほかにも「汚い血にまみれた政府に孤軍で立ち向かい、倒した」(映画監督マヘシュ・バート氏)、「インドが誇る非暴力の歴史がまたひとつ刻まれた。インド人であることを誇りに思う」(女優シャバナ・アズミ氏)、「ハザレ氏の成し遂げたことはインドの将来に一筋の明るい光をもたらした」(女優プラチ・デーサイ氏や映画監督ファルハン・アクタル氏)、「本物の民主主義の到来」(女優シルパ・シェッティ氏)など、セレブが次々に祝福のコメントを残した。
断食の最終日となった28日には、ハザレさんが座り込みを続けたデリーのラマ・リラ・マイダン(Ram Leera Mandan)に人気俳優アミール・カーン(Amir Khan)氏も応援に駆けつけた。