腎疾患研究センター(Institute of Kidney Diseases and Research Centre:IKDRC)調べによると、グジャラート州内で今年、遺体からの臓器提供に同意した人や家族170世帯のうち、120世帯がアーメダバードに集中していることが分かった。
11月26日付ナブバーラト紙が報じた。
「今年はIKDRCが把握しているだけでも、国内で遺体から摘出した腎臓の移植手術を301件実施したが、中でもアーメダバードの120世帯は突出した数である」トリヴェディ(Dr HL Trivedi)センター長は説明する。
トリヴェディ氏によれば「世界臓器移植デー(World Organ Donation Day)」だった27日、アーメダバードで、2008年6月から2009年6月までに亡くなった親族の臓器移植に同意した家族28世帯を招待し、特に貢献した家族や医師らを表彰するプログラムが開催された。
「アーメダバードの家族らの英断のおかげで、助かった命の重みは甚大である」トリヴェディ氏。