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ケララ州の歯科医、象牙を「治療」
Source - BBC Tamil
2010年11月30日

ありがとう先生(ゾウの声)。

ケララ州の歯科医が、ゾウのひび割れた牙を「治療」した。
11月29日付BBCタミルが報じた。

治療されたのは27才のデヴィダサン(Devidasan)くんで、象牙に入ってしまった長さ50センチ、幅4センチのひびを、特製した樹脂をチューブ47本分使用し、2時間半かけて補填した。

「オペ」を手掛けたプラディープ(Dr. CV Pradeep)医師によれば、この方法は人間の歯にできたひびを補修する時と同じ要領で、「処置の後(のゾウの表情)は満足そうだった」とのこと。
唯一、人間の処置と異なるのはX線撮影ができなかった点で、「残念ながらゾウを撮影できるほど大きな機械がなかった」プラディープ医師。

同州トリチュール(Trichur)のPSM歯科大学で教授を務めるプラディープ医師によれば、ひびを放置してしまうと汚れが中に入り、感染症を引き起こして最悪の場合は死に至ってしまうという。

「過去に例がなく、あくまで応急的な処置だったので、どのぐらいの期間ひびを補填し続けられるかは分からないが、牙が急激に成長するようなことがない限りは数年はもつだろう」プラディープ医師。

デヴィダサンくんはヒンドゥ教の祭りの際に活躍するゾウで、「牙に傷があればご利益が半減してしまう」という飼い主の嘆きにより処置に踏み切った。

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