ウッタル・プラデーシュ州ブンデルカーンド地方で、主に貧しい農村女性たちを対象に2002年5月から発行している新聞、「カーバル・ラハリヤ(Khabar Lahariya)」に、ユネスコから世宗王識字賞が授与された。
8月30日付ナブバーラト紙が報じた。
記者や編集者も全て女性、同地方の言語により発行されている女性による女性のための新聞は、現在400あまりの村々に、25,000人ほどの購読者を擁する。
今回の受賞のきっかけとなったのは、この新聞が発行以来、単に情報提供だけではなく、貧しさから満足な教育機会に恵まれなかった女性たちに、再び字を学ぶ機会を提供する基盤となってきたことが評価されたためだ。
編集スタッフの中には字を覚えたばかりの部族女性もおり、文盲を克服することによる新しい知識の取得を謳歌していると、編集長のメーラさんは説明する。
「今回の受賞は身に余ることだが、関係者全員大いに喜んでいる」
カーバル・ラハリヤ紙は農村女性たちの間で関心の高い記事を集める事に加え、「特派員」や「記者」としても起用することで、唯一の「知の窓」として自発的な学習に貢献している。