インド三大年中行事のひとつ、ガネーシャ祭の近づくムンバイで、祭りの主役である象頭神ガネーシャの像に、最高5億ルピーの保険がかけられていることが分かった。
8月30日付ナブバーラト紙が報じた。
最も高額な保険がかけられることになりそうなのは、ムンバイ中心部のキングズ・サークル(King's Circle)にあるセワ・サダン(GSB Seva Sadan)寺院所有のガネーシャ像だ。
このガネーシャ像は祭りの最終日にアラビア海に流されることになっているため、「保険の適用はその瞬間まで」としている。
ただし宝石や貴石類をふんだんに使って装飾していることから、「さすがに浸す程度で引き上げられるだろう」と同ガネーシャ像を管理する団体に所属する人物。
さらにガネーシャ祭の開催中は常時200〜300人が像の周囲を監視することになっているという。
今年のガネーシャ祭は9月1日より10日間、催される。