在北京パキスタン大使夫妻が29日夕、在北京インド大使館を訪れてインド最大の年中行事であるディワリ祭りに参加していたことが分かった。
10月30日付ナブバーラト紙が報じた。
マスード・カーン(Masood Khan)大使とゾーラ(Zohra)夫人はインド大使館で催されたディワリを祝うイベントで、終始にこやかにアーティストらの披露するパフォーマンスに合いの手を打つなど友好をアピールした。
晩餐を含め2時間あまりに及ぶ大使夫妻の訪問は、23日に亡くなったパキスタンの歴代2首相の母であり、現首相の義母にあたるベーガム・ヌーサラート・ブットー(Begum Nusrat Bhutto)氏への弔意を表しパキスタン大使館を訪問したジャイシャンカル(S Jaishankar)在北京インド大使の気遣いに返礼する形となった。
パキスタン大使がインド大使館を訪問するのは数年ぶり。
カーン夫妻のほか、スルタン・アフマド・バヘリ(Sultan Ahmad Baheri)在北京アフガニスタン大使、Sun Weidong中国外務省アジア外交局副局長もインド大使館を訪問し、ともにディワリを祝った。
この夜のイベントでは中国人舞踊家Jin Shanshan氏によるバーラトナティヤム(Bharat Natyam)披露のほか、通常北京では大使館の敷地外での使用が許可されていない花火や爆竹なども特例として点火された。