
急な上り坂をひたすら探し求める調査のため、朝からプネ周辺のデカン台地でも特に勾配のきつい山道をまわりつづけています。
ところが条件である12度以上の角度がある坂は、いがいと見つからなくて、「ここは」と選んだところも、全て10度も満たしません。
インドでは、まだまだマニュアル車が主流で、このほかトタンみたいなうすっぺらな合板でできたアセンブリワゴンとかバス、木でできているかのような粗末なトラック、三輪のオートリクシャーや貨物車などは、急な坂をタフに上れるようなつくりになっていません。
うちのクルマもマニュアルのタタ・インディカ、しかもディーゼル仕様のため、今日の調査はエンジンが「グワングワン」と悲鳴をあげ続けておりました。
こういう事情もあって、たとえば山越えなどの道路を作るさいにも、なるべく勾配がきつくならないように、ゆるやかな坂を山の斜面に辛抱強く這わせているようです。
明日も同様の調査を続けなければならないのですが、「どうか12度の坂に出会えますように」と祈る思いです。
(土曜日)