このところ、インドのお客さんから依頼される翻訳の仕事が、急に増えてきました。
翻訳は大好きな仕事ではありますが、まだ一人前だとは思っていませんので、労力などをかんがみた最低限必要な料金をクリアしていれば、先方の言い値で請けることがほとんどです。
それでも、これまでは日本からの受注がほとんどで、国内からの仕事は、無数にいるインド人フリー翻訳者のレートと比較すると、やはり高いのか、なかなか交渉が成立しませんでした。
ところが、さいきんになってからは、下手をすると日本からのレートよりも良い料金を提示されることも多くなり、こんなところでも、まさにインド経済成長の恩恵にあやかることになっています。
勤務先の会社でも幾度か経験がありますが、たまに日本語能力検定試験3級レベルの日本語力でフリーの翻訳をしている方などがいたりし、できあがった文書はほとんど使い物にならないということがあります。
また、ソフトウェア関連産業全盛の当地では「翻訳なんか単なるサポート役であって、主役にはなり得ない」と軽視される傾向もあります。
しかし中には、高い能力を持った翻訳者もいて、そういう人たちが、翻訳一本で成功していけば、あとに続く人もどんどん出てくるのではと期待しています。
翻訳は、れっきとした「KPO(Knowledge Process Outsourcing)」といえるでしょう。
(よ)