インドを初めて訪問したのは2001年11月。
3ヶ月間ホームステイで一般家庭に滞在して、日本へ帰国したのは2002年2月4日でした。
日本へ帰国する段になって、知り合った人たちから別れを惜しまれ、「次はいつ来るのか。今度は少なくとも、半年は滞在しなさい」などと言われ、あの時は正直、「いや~、もうこりごりだな~」と言いたい気持ちを笑って誤魔化していました。
成田空港に到着した時には、何もかもがキレイで近代的な日本の風景に、思わず涙がこぼれるほどほっとし、自宅から最寄のバス停まで迎えに来てくれた母と、大好きなスターバックスコーヒーへ直行したのはいいが、真冬の日本に帰ってきたのに、薄いシャツ1枚でうろうろしたために風邪を引いたのか、その日の晩から40度近い高熱で3日間ぶっ倒れていたことも、今となっては温かな思い出です。
あれから運命の大潮に渦巻かれ、わずか1年半、日本で生活したのち、インドへ移住することになろうなどと、誰が想像したでしょうか。
覚悟を決めた渡航であり、また、こちらへ来てインドの経済成長の目覚しさを体験する貴重な機会に恵まれるなど、充実した日々を過ごしていますが、こちらへ来て、すでにもう4年。
わずかばかりの一時帰国では叶えられない、母との日常の何気ない生活などが無性に恋しくなり、インドから日本へ帰っていく人たちの背中を見送りながら、ふと強い望郷の念に駆られることがあります。
(よ)
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