ほぼ日刊イトイ新聞で連載されている、「やっぱり正直者で行こう!」の中で、社会心理学者の山岸俊夫先生が、「人間は利他的な行動をとることができる唯一の動物であり、それは文明ではなく進化の過程から、つまり『利他的な行動を取ることによって何かいいこと』が得られたために身に付いたものだ」とおっしゃっていました。
経済とは、そもそも利他的な行動によって自分に利を戻す活動を前提としている、人間の本能の究極の形かもしれません。
国際市場では、サティヤムの事件をきっかけにインドのアウトソーシング業界に対する懐疑的な空気が広がりつつあります。
しかし原則を見失い、利己的な行動に走ると必ず失敗が待っているということを思い知る、よい機会だったと思います(ライブドアやエンロンも)。
多くのまじめにやっている企業や従業員たちは、いまこそ基本に忠実に、嵐を乗り切ろう。
きっと大丈夫。
(水曜日)