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ジャロカー」はインドの小窓インドの今をのぞいてみよう 
孤独な男シッダールタ
2008年08月07日
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インドでなくても、商売をするということは、想像を絶するプレッシャーと、毎日毎日、容赦なく闘っていくということとイコールで、それはたとえ、強靭な精神力を持ち合わせているとされる、インド人であっても、たまには音を上げてしまいたくなるというもの。

高い品質を実現し、タイトな納期を厳守することが、当たり前に要求される、日本向けの商売をしている一番身近な男性が、わたしの夫シッダールタさん。
しかし、シッダールタさんが闘わねばならぬ相手とは、お客様よりもむしろ、インド人スタッフなのではと思う出来事が少なくありません。

日本でも、会社の愚痴を言うことはもちろん、よくあることだと思うのですが、それを聞く相手は、たとえ同じ会社で働く同僚であっても、ある程度は客観的な判断ができるし、愚痴を言う人だって、会社そのものを否定しているわけではないでしょう。
万一、辞めるときであっても、「発つ鳥あとを濁さず」で、円満に退職するように努力すると思います。

しかしインド、とくに売り手市場であるIT業界の場合は、シッダールタさんの会社のように小さいところはとくに、ちょっとでも待遇のよいところを見つけ辞めていく社員が、残るほかの従業員まで腐らせるようなこと、まさに恩を仇で返すようなことを、平気でしていくことが、少なくありません。
シッダールタさんとしては、小粒であれ、誹謗中傷に負けない強い会社を創っていくことを旨としていることはいうまでもありませんが、その他一般の従業員は、水が低いところへ流れるように、簡単に影響を受けてしまうことがあります。

シッダールタさん、ここにひとり、何があっても味方でいる日本人がいるのだから、決して、負けるなよ。

(木曜日)

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