とうとう、マハーラシュトラ州全土を、天からの恵みが潤しはじめました。
雨が降り続くことで、水はけの悪い路上は相変わらず、たちまち洪水になってしまうのですが、それでも、水不足の経験は、暮らしに欠かせない水を確保できる喜びを、一層強く感じさせてくれました。
心配してくれていたみなさま、ありがとうございました。
インドの人たちが、ひとたび雨が降りだすと大喜びで駆け出し、全身ぐしょぬれになりながら踊り狂う気持ちも、これで分かるようになりました。
それでもプネには、満々と水と湛える大きなダムが3箇所あるので、多少の少雨はしのげるようになっています。
もちろん近年の人口増加にともなって、抜本的な水資源確保に乗り出さねばならぬ日は目前に迫っていますが。
いっぽうで北の方、とくにハルヤナ州やラジャスターン州になると、乏しい水を巡り人々が悲壮きわまりない生活を送っているところもあると聞きます。
雨の恵みを、当たり前に人々が享受できるような社会は、いったいいつになったらやってくるのか。
わたしたちに与えられた雨をも、限りある資源なのだと、薄灰色の雲を見上げながら、しみじみと感じた夜。
(月曜日)